セブ島旅行の最大のハイライトといえば、野生のジンベエザメと至近距離で泳げる「オスロブ」でのジンベエザメツアーです。
しかし、いざ予約しようと調べ始めると、無数のツアー会社が出てきて「どこを選ればいいの?」と迷う方も多いはず。
特に「小さな子連れ」で、さらに「教会巡り」(15歳の希望)まで追加したいとなると、一気にハードルが上がります。
今回は、我が家が血眼になって相見積もりをとり、トラブルを乗り越えて辿り着いた(笑)ツアーの全貌を公開します!
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ジンベエザメツアーとは?基本情報と難しい「ツアー会社選び」

セブ島のジンベエザメツアーは、マクタン島やセブシティから車で3〜4時間かかる「オスロブ」という場所へ向かいます。
野生のジンベエザメへの餌付けに成功している世界でも珍しいスポットで、遭遇率はほぼ100%を誇ります。
ジンベエザメツアーの一般的な料金と組み合わせ
3~4時間もかけてオスロブまで行ったのだから存分に楽しみたい!と思ってしまう距離ですので…基本的にはどのツアー会社でも「ジンベエザメ+α」のセットプランが多く準備されています。
人気なのは以下のような組み合わせです👇
- ジンベエザメ + スミロン島でシュノーケル
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きれいな砂浜とサンゴ礁がある海洋保護区。透明度抜群の海でシュノーケルを楽しむ。
- ジンベエザメ + ツマログの滝でヒーリング
-
神秘的な滝でマイナスイオンを浴びたい人向け。
- ジンベエザメ + ダイバーが集まるモアルボアル
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ウミガメやイワシの大群が見られるセブ屈指のダイビング&シュノーケルスポット
料金は、乗り合いの団体ツアーなら1人8,000円〜12,000円程度。
しかし、我が家の希望は欲張りにも、
- ジンベエザメに会いたい
- お魚うじゃうじゃのシュノーケル
- シマラ教会に行きたい
という3本立て。
この「教会プラス」という条件が入ると、ほぼ貸切(プライベート)ツアー扱いとなります。
【実録】相見積もりで判明した「ジンベエザメツアー会社のリアル」
家族会議した結果、組み合わせは、
ジンベエザメ+スミロン島+シマラ教会(日本語ガイド付き)
に決まりました。
この条件のもと探した2社のリアルな体験談です。
大手で安価なC社:質問をスルーする日本人?スタッフに不信感
検索上位でよく見る大手の会社。
他者と比べると、HPやInstagramに一番力を入れていて、豊富なツアーがある!
しかも価格も他社に比べて安い!!と、ほぼ完ぺきだったのですが…いざLINEのやり取りをすると「???」マークがたくさん並んで(笑)とにかく苦痛でした。
- 「日本人スタッフとのやり取り」のはずが、名前は日本名だけど日本語が明らかに不自然(絶対ネイティブじゃない……笑)。
- こちらの質問に答えてくれず、返信も2〜3日後と遅すぎる。(返答も見当違い)
- 1ヶ月後に夫が新規のふりをして聞き直すと、提示額が以前と違う。(指摘してもスルー)
tabiよこ結局、「信用できない会社には家族を預けられない」と判断し、キャンセルしました。
日本人オーナーのI社(今回利用):予約確定後にまさかの値上げ
次に検討したI社は、日本人オーナーが率先して発信していて、留学も斡旋している会社でした。
C社より価格は高いけれど、確実な日本人対応で価格も他より安め。
旅行まであと1ヶ月を切っていたので、ようやく準備が整った~と安心していたのも束の間…予約確定から3日後、「オスロブ側が値上げしたから1人500ペソ(計5,200円ほど)追加で必要」との連絡が。
値上げ自体はどうやら事実のようでしたが、ホームページの価格は旅行後まで据え置かれたままでした。
| 項目 | 予約時 (3/14) | 追加料金 | 最終合計 |
|---|---|---|---|
| 大人 (3名) | 17,400ペソ | +1,500ペソ | 18,900ペソ |
| 子供 (1名) | 2,500ペソ | +500ペソ | 3,000ペソ |
| 日本円換算 | 51,740円 | +5,200円 | 56,940円 |
予約確定直後に1人500ペソ(約1,300円)、家族4人で5,200円の追加。
金額そのものよりも、「予約した瞬間にホームページの表記を変えず、確定した客から順に後出しで請求する」という運営の姿勢に、少し不信感を抱いてしまう出来事でした。



今さら他を探す気になれず、気持ちを切り替えて決行することにしました。
「日本人オーナーだから」と100%安心せず、不明な点はしつこいくらい確認することをおすすめします!
出発前に最終チェック!ジンベエザメツアー必須アイテム一覧
深夜2時の出発は想像以上にバタバタします。
「あ!あれ忘れた!」とならないよう、このリストを参考に前日の夜までに準備を済ませておきましょう。
| 持ち物・準備 | 理由・ポイント |
|---|---|
| 服の下に 水着を着用 |
現地の着替え場所は非常に限られています。ホテルで着ていくのが正解! |
| 最重要! 替えの下着 |
海の後にシマラ教会へ寄るため、濡れたままは厳禁。これがないと教会に入れません。 |
| 日焼け止め・ 酔い止め |
片道3〜4時間の長距離移動。酔い止めは必須です。ラッシュガードもあると安心。 |
| マリンシューズ | 岩場やボートの上は滑りやすいです。ビーチサンダルより怪我防止に役立ちます。 |
| スマホ防水ケース | ジンベエザメとの至近距離ショットに不可欠。浸水テストは事前に済ませて! |
| 現金(ペソ) | 当日払い分やランチ代。カード不可の場所もあるので多めに持っていきましょう。 |
| 飲み水・ バスタオル |
ホテルの無料の水を数本持参。タオルはシャワー後に使う用にもう1枚あると便利。 |
特に「替えの下着」だけは、絶対に忘れないでください!



シマラ教会は神聖な場所なので、濡れたままや不適切な格好だと、せっかく長時間かけて移動しても入場を断られてしまいます(泣)。
深夜2時の過酷な出発と、5歳児パニックのジンベエザメツアー
午前1時半の起床。
デュシタニのふかふかのベッドで優雅に過ごしていたのが嘘のような、過酷な1日の始まりです(笑)
午前2時、まだ真っ暗なデュシタニのロビーに迎えの車が到着しました。



ガイドさんは50歳代くらい?の現地の男性で、日本語は6~7割分かる程度でした。
ここからジンベエザメの待つオスロブまでは、ノンストップでも3時間半〜4時間の長旅ですので…車内では家族全員、ひたすら寝るのみ。(トイレ休憩は一度あり)
しかし、道中のガタガタ道とカーブの多さに、私まったく寝られませんでした(笑)
ようやく空が白み始めた頃、熱気に包まれたオスロブへ到着しました。


人でごった返すオスロブ!ジンベエザメ人気を痛感
5:15分ごろにオスロブに到着。
早朝にもかかわらず、現地は世界中から集まった観光客でごった返していました。
ガイドさんが受付を済ませたら、一旦休憩所で待機。
水とハンバーガーを頂きました…が、ハンバーガーは前日買ったと思われます(笑)。不味くはなかったです。
ようやく6時半ごろに呼び出しがあり、海へ。
たくさんの人がいる中で、慌ただしくライフジャケットのサイズを合わせます。


ガイドさんが「その人について行って!」と急に違うガイドさん(日本語できません)に交代(笑)し、言われるがままボートへ乗船。
ボートには10人~15人ぐらいの多国籍な観光客が乗り、日本人は私たちだけ。



乗船する瞬間にGoProを渡され、「これで好きなだけ撮ってね!(英語)」と。あ、セルフね!とその時理解しました(笑)


スポットまではとっても近いです。
というか、ボートでジンベエザメの群れを囲っている感じ。
5~6人ずつ海にダイブするよう言われましたが、泳げなかったら怖いかも…ライフジャケットだけが命綱です!
かなり至近距離を泳いでいます。
餌付けしているので、人もボートも慣れっこなのでしょうか?
5歳児がパニックに!乗り合い乗船の「逃げ場のなさ」
「貸切ツアー=ジンベエザメも家族だけでゆっくり鑑賞できる」と思ってましたが、それは違っていて、
ボートは全員乗り合いで、専属ガイドがいないことがほとんど!
ということが後に分かりました(笑)。
しかもなぜか私+15歳息子、夫+5歳娘の間に別の観光客がいて離れ離れに!!



そこは家族で1セットにしてよ…と思いました。
5歳児は水に潜れるようになったレベルで泳げない状態です。
夫一人で娘を抱えながら海へダイブするのって…どう考えても激ムズですよね。
何とか海へ入ったものの、足のつかない海の真ん中でライフジャケット着ていたら、身体が浮き上がってうまく潜れません…みるみるうちに不機嫌になる娘。
海の上で夫とケンカしていました(笑)
乗り合いボートなので「はい、今潜って!」「早く撮って!」とガイドさんに急かされます。子どももそれなりに泳げた方が安全です!!



大人でも子どもでも泳ぎに自信がなかったら、「少し高くても絶対に完全プライベートツアーにする」が鉄則ですね。
セブ島vsメキシコ・カンクン!ジンベエザメツアーを比較


実は私、以前メキシコのカンクンでもジンベエザメと泳いだことがあるのですが、まったく違うスタイルでのジンベエツアーにやや驚きました。
| 比較項目 | カンクン (メキシコ) |
セブ島 (フィリピン) |
|---|---|---|
| 生息環境 | 果てしなく広い オープンシー |
餌付けされた 生け簀のような入り江 |
| サメの大きさ | とにかく巨大! 野生の迫力が凄い |
餌付けの影響か やや小ぶりな個体も多い |
| 透明度・匂い | 抜群の透明度! 匂いも全くなし |
餌の影響で少し濁りあり オキアミの生臭さがある |
| 遭遇率 | 運次第の ギャンブル要素あり |
ほぼ100%会える! 鉄板の遭遇率 |
| 感動の質 | 感動はひとしお! 会えた瞬間の達成感が凄い |
感動よりも観光客の多さと システムの凄さに圧倒される |
野生の巨大なジンベエザメを追いかけ、広い海でようやく出会えたカンクンの感動は、今でも忘れられません。
その分、環境保護に力を入れているようで、カンクンの海では日焼け止めを塗ってはいけないほど…!
対してセブ島は「ビジネスとして完成された凄さ」があり、確実に会える安心感はありますが、その分「感動よりもシステムの波に飲まれる」感覚が強かったのが正直なところです。
ジンベエザメから15分!5歳児を笑顔にしたスミロン島
オスロブの喧騒を離れ、ボートに揺られること約15分。
目の前に現れたのは、視界の端から端までクリスタルブルーに輝く海と、眩しいほど真っ白な砂浜「ホワイトサンドバー」でした。


不機嫌だった5歳児が笑顔に変わった理由はこれ!
- 「足がつく」という圧倒的な安心感
- 浮き輪で浮かびながらでも見える「うじゃうじゃ」の魚
- 移動時間15分の短さ
- パウダーサンドで砂遊びが可能
到着したら、またまた別のガイドさんにバトンタッチ(笑)←英語only
ガイドさんがシュノーケルスポットまで案内してくれます。
5歳児も浮き輪に乗っているだけなのでスイスイ楽ちん。
お魚天国です…!餌付け(パン)してましたが(笑)
沖縄の海とはまた違った色の魚たちです。



子どもは結局、単純な砂浜&ビーチで満足なんですよね
願いが叶う聖地?パワースポット「シマラ教会」
スミロン島から戻り、近くのイタリアンレストランでランチした後に向かったのは、今ツアー最後の目的地、シマラ教会です。


まず、車を降りて驚くのがそのスケール感!白亜の回廊が幾重にも重なり、まさに「天空の城」のよう。
ここは単なる観光地ではなく、地元でも多くの信者が祈りを捧げる神聖な場所です。
今でこそ豪華な姿を見せているシマラ教会ですが、その始まりは1990年代後半と比較的新しく、最初はごく小さな、質素な礼拝堂に過ぎませんでした。
シマラ教会の「奇跡」と成り立ち
1998年当時、この地域は干ばつや疫病(デング熱など)に襲われていました。そんな中、マリア像が「涙を流した」という報告が相次いだのです。人々が熱心に祈りを捧げると、疫病が収まり奇跡的に平穏が戻ったと言い伝えられています。
このエピソードがフィリピン全土に広まり、「シマラのマリア様に祈れば願いが叶う」「病気が治る」という信仰が爆発的に広まったのが、人気スポットとなった最大の理由です。
願いが叶った人々が「お礼」として捧げた寄付金により、シマラ教会は増築が続いており、まさに「人々の感謝の気持ちが形になった場所」なんです。
シマラ教会のドレスコードと準備品


教会は格式高い聖域です。
リゾート気分そのままの格好で行くのは絶対にNGですので、下記参照してください。



バックパッカーの大きなリュックや旅行用のスーツケースは持ち込めません!
私たちが到着した13:00頃は昼間の一番暑い時間帯…ジンベエザメツアーで用意していった水は既に飲みほしたので、水分ゼロの状態でした。
広い教会をゆっくり見て回るためにも、教会前の売店で水を購入してから向かうことをおすすめします!
涙を流した奇跡のマリア様との謁見体験


教会の中に入ると、まずは天蓋に守られたマリア様が安置されている本堂へ向かいます。
どことなくヨーロッパの教会とは違ってややポップな色合いですが、豪華絢爛なことは間違いありません。
本堂を抜けると、壁一面に並ぶ大量の「手紙」と「遺物」に圧倒されます。
「不治の病が治った」「歩けなかった子が歩けるようになった」「国家試験に合格した」……そんな感謝の言葉とともに、実際に使わなくなった松葉杖や車椅子、合格証書がこれでもかというほど奉納されているのです。


マリア様を間近で拝むための列は長く、時期によっては30分以上待つこともザラとも。
この時はほんの数分でマリア様に謁見することができました。
自分たちの番が来ると、マリア様でそっと手を合わせて祈りを捧げます。



長居せずに、自分の祈りを終えたらすぐ次の方に譲るのがマナーです。
まとめ:セブ島・ジンベエザメツアー、子連れで行く価値はある?
ツアーを終えてホテルに到着したのは、サンセットが始まる頃でした。
およそ16時間の全行程を終えての正直な感想は、
「疲れたけれど、やりたいこと全部できたから大満足!」です。
- 子供の「メンタルケア」を最優先に:5歳児がパニックになったように、大人の「見せたい!」という気持ちと子供の「怖い・臭い」は隣り合わせ。スミロン島のような「逃げ場(リラックスできる場所)」を必ず行程に入れ、無理をさせないスケジュールを組む。
- なるべく貸切ツアーに:子どもはいつ何時「トイレ」とか「今はイヤ」などと言い出すかは未知の世界。他のツアー客の迷惑にならない工夫をすべし。
トラブルも含めて、すべてが「家族のネタ」になるのが海外旅行の醍醐味です。
我が家も、帰国した今となっては「海の上でパパとケンカしてたの面白かったね(笑)」と娘と笑い話をしています。
この記事が、これからセブ島の海へ飛び込もうとしているママ・パパたちの助けになれば幸いです。
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